BSK流健康の4つの柱

3.自然とのふれあい

お日様にあたり、自然の風をうけ、土の大地を踏みしめて歩く。

こんな簡単な事さえも、都会での暮らしでは意識しないとできません。

本来は自然のサイクルの中で生かされているはずの私たちが、それを無視した結果、いつも体のどこかが不調な人を増やしているとも言われています。

これは、犬たちにもいえることではないでしょうか。 

健康な体作りのための
『自然とのふれあい』

2つのポイント

  • 本能に耳を澄ませてみましょう
    お日様にあたること、いい風にあたること、土や草の上を歩くことは気持ちいい。
    本能が求めているということはきっと体に必要なことに違いありません。

  •  毎日の散歩で自然とのふれあいを取り入れましょう
    毎日のお散歩コースの中に草や土を歩けるところを取り入れたり、休日は自然が満喫できる場所へお出かけするのもオススメです。

ライフスタイルを見直そう

以下に当てはまることはありますか?

  • 日焼けするのがイヤだからなるべくお日様にあたらない時間に散歩に出かける。
  • 過ごしやすい温度を心がけているので、常にエアコンを効かせ窓を閉め切っている。
  • 朝は早起きが苦手だから、お散歩は夜に出かける。
  • 土や草むらは汚れるしノミやダニがつくから、アスファルトを歩かせるようにしている。
  • 皮膚病が悪化するのでバイキンがつかないようにお散歩には行かない。


このようなライフスタイルは不調を招く可能性がグッとあがってしまいます。

もう少しだけ自然と仲良くする事を心がけてみるのはいかがでしょうか。


自然とのふれあいを取り入れるために

  • 一日15分の日光浴をしよう  
    太陽の光を浴びることは、体内時計を正常化したり、ビタミンDを合成したりという働きがあります。
    冬はなるべく暖かい日中、夏は日差しの強くない早朝をお散歩の時間にあてるようにすれば、愛犬と一緒に健康作りができます。
    お日様にあたると気持ちいい。この"本能"は、きっと健康への鍵があるはずです。

  • 外の空気を満喫しよう
    近年は室内犬が増えています。
    空調の効いた部屋は快適ではありますが、季節の移り変わりを感じにくく、体のリズムを崩しがちというデメリットもあります。
    なるべく窓を開けて風通しをよくし、毎日のお散歩も欠かさないようにしましょう。
    休日にはリフレッシュのために緑の多い公園や山や海など、風が気持ちいい空気の良いところに出かけてみましょう。

  • 土の大地を歩こう!
    土や草、風のニオイ、他の動物のニオイなどを嗅ぎながら五感をフル稼働することは、とても自然な犬らしいことで、心身ともに健康な状態を維持することに欠かせません。
    毎日のお散歩で土や草の上を歩くことによって大地のエネルギーが循環し、気を整えることにもつながります。
    自然の中での運動はストレスの解消にも役立ち、免疫機能を正常化することも期待でき万病の予防となります。


現代的な生活をしているとついつい自然とのふれあいを忘れがちですが、愛犬との毎日のお散歩を通じてあなた自身も自然の声を聞くことができれば素晴らしいですね。